みなさんこんにちは。朝晩はめっきり涼しいというか寒いほどになってきましたね。
お変わりありませんか?さて、今日は、【血による贖い】と題してメッセージします。
先ほど、ロシアの旅客機がシナイ半島で墜落したニュースを見てびっくりしました。
しかし、その時ふと旧約聖書レビ記35章33~34節が頭に浮かびました。
「あなたがたは、自分たちのいる土地を汚してはならない。血は土地を汚すからであ
る。土地に流された血についてその土地を贖うには、その土地に血を流させた者の血
による以外はない。
あなたがたは、自分たちの住む土地、すなわち、わたし自身がそのうちに宿る土地を
汚してはならない。主であるわたしが、イスラエル人の真中に宿るからである。」
私は、いつもこの箇所を読むたびに不思議な感覚にとらわれます。
だって、もしそうなら『人の血を流す』ことは、いずれ何らかの形で『自分の血』
で償うことになるのですからね。・・・恐ろしい聖句だと思います。
先ほど、ロシアの旅客機の墜落のニュースのことを書きました。
ロシアの罪のない人達がひょっとしてこの御言葉に関係するのだろうか・・・そん
なことは思いたくもなかったのですが、ついこの間のロシアのシリア周辺の空爆の
ことが頭をよぎっていました。
いやいや空爆と言えば、アメリカやヨーロッパの国々も先立ってこれでもかとい
うくらい行っています。・・・どれほどアラブの無辜の民がなくなったことか?
私は聖書は、とても深い『驚くべき真理』を書いているように思えてなりませんで
した。
ひょっとしたら、血を自分が直接流したのでなくても間接的にそれに同意をした
・・・そんな場合は自分もまきこまれるのではないか?
ロシア旅客機の事故を聞きなぜかそんな思いが離れなかったのです。
あなたがたは、自分たちの住む土地、すなわち、わたし自身がそのうちに宿る土地を
汚してはならない。主であるわたしが、イスラエル人の真中に宿るからである。」
土地には神がその真中に宿られているのです。そこまで考えたことはあまりなかっ
たのですが・・・、思いのほか『血を流す』罪は重いのでは・・・。
イエス・キリストは『血』を流して私たちの罪を贖ってくださいました。
それほどまでに、私たちを愛してくださった・・・その私たちがよりもよって他人
の『血』を流してしまったら・・・神の憤りとは・・・今一度深く考えさせられま
した。
最後に、今一度今日の聖句を味わいメッセージを閉じたいと思います。
「あなたがたは、自分たちのいる土地を汚してはならない。血は土地を汚すからであ
る。土地に流された血についてその土地を贖うには、その土地に血を流させた者の血
による以外はない。
あなたがたは、自分たちの住む土地、すなわち、わたし自身がそのうちに宿る土地を
汚してはならない。主であるわたしが、イスラエル人の真中に宿るからである。」
静かに御言葉に心を傾け祈りの内に謙虚に生きて参りましょう。
栄光在主 小ヨシュア